業務用調味料 開発実例 2
【品質の落ちない味付けができる調味料が作りたい !】
(食品メーカー様からのご相談)
■ きっかけ
【おせち料理の味付け調味料の製造を依頼】
珍味加工をされている食品メーカー様からご相談を受けた。「おせち料理のイカの煮物の味付け用調味料がほしい。」とのことだった。このような調味料を製造すること自体はさほど難しいことではないはずだったのだが、、、。
■ 難題【味を保つための課題】
その食品メーカー様から難しい注文が出た。「誰が調理しても同じ味になるような調味料がほしい。」実はその加工工場がバンコクにあり、調理は現地社員が行うので調理人によって味付けもバラつく可能性があった。そして更なる注文は、「バンコクから加工したものを冷凍して輸送し、国内で販売するので、解凍調理する際にドリップが出ず、味の落ちないものを作ってほしい。」とのことだった。
味付けのための調味料の開発だけでなく、その調味料で調理したものを冷凍し、解凍した際にドリップの出ない調味料を作らねばならなかった。
■ 開発【海を渡っての試作づくり】
食品メーカーご担当者様と日東醸造開発者は度重なる打ち合わせを行い、時には弊社開発者がバンコクまで足を運ぶこともあった。いくつかの試作を重ねた結果、食品メーカー様にご納得頂ける「どの調理人が調理しても味が一定化され、 解凍時にドリップの出ない、旨味の逃げない調味料」の開発に尽力し、完成に至った。
■ カスタム【お客様とともに作り上げる】
パターン化された調味料製造ではなく、個々のお客様のご要望にひとつずつ応えていく姿勢はどのお客様に対しても同じです。大手メーカーと違い、機械化された製造方法や大量生産でコストを抑えるのではなく、お客様のご要望に沿った調味液を個々にカスタマイズさせて頂くことができると考えております。まずはお気軽にご相談ください。