2021.06.17

広報しろたまり その19 しろたまりとラーメン


(小樽のらーめん初代さん ステキな建物です)

しろたまりラーメン!とはっきり命名くださるケース、いつからだったか思い出せないくらいですが、いちばん初めは小樽の初代さんだったように思います。少なくとも15年以上はお世話になっていると思いますが、本当に申し訳ないのですがまだ食べる機会がなくて。
ネットで見るとなかなかの人気メニューらしく、白ワインや貝類、鮭の魚醤も使った一日30食限定ラーメンらしいです。

やはり古い話ですが、一度だけ横浜でラーメン業界専門の展示会に出展したことがあり、知人の紹介で佐野実さんにお会いしました。テレビで見たガチンコラーメン道のイメージとは全く違って、笑顔で気さくに話してくださったことが印象に残っています。
初対面のご挨拶と、せっかくなのでサンプルに小瓶をお渡ししました。しばらくして注文が入るようになり、そのうちに知らないラーメン屋さんからも「佐野さんに聞いたけど」と言っていくつも電話が入るようになります。

ラーメンの世界は素人からみても本当に奥が深く、恐らくしろたまりは、醤油ラーメンの醤油のようで違うし、塩ラーメンの塩とも違う、その不思議さをどう活かすかが創作意欲を掻き立てるのでしょうか。ちょくちょく新規のお問い合わせをいただくようになっていきました。

世の中には白しょうゆラーメンも多々あると思いますが、しろたまりと謳っていただいているお店では、他でもないしろたまりをお使いだと思われます。お店によっては謳わずに隠し味的にお使いの場合もあるでしょうが、競争の激しい世界で皆さんの創意工夫のお手伝いができればうれしいです。

弊社から直接お送りしているだけでも100軒は超えていますし、エリアも北海道から九州まで。なかにはセントラルキッチンにお届けして、国内どころか海外にもチェーン展開していらっしゃるお客さまもあります。

昨年の暮れだったか、札幌のラーメン屋さんへ送ったしろたまりが大雪のため途中でストップしてしまい、お店のストックが切れて営業に差し支える事態に!
弊社営業が心当たりに電話をかけまくって、同市内の問屋さんに一升瓶のしろたまり在庫を発見、事情を説明して快くご協力いただいて、ラーメン屋さんに引き取りに行っていただいたこともありました。

小樽や札幌から博多や久留米まで、しろたまりは全国各地でラーメンスープになっています。全部食べ歩けたら、きっと楽しいでしょうね。